胃痛・胃もたれをはじめとする症状や、ピロリ菌が心配と感じている人のなかには、内視鏡検査を受けたいけれども、痛みや苦しい感じがしそうでなかなか検査をする気になれないという人も少なくありません。内視鏡検査自体何回も行っていたとしても、その時担当する医師によって楽だったというケースや、いつもより辛い気がするという感想を持った経験がある人もいるでしょう。ここでは、医師の腕前で内視鏡検査の苦痛が変わるのかどうかについて解説していきます。
内視鏡検査をするならベテランの先生が◎
内視鏡検査は、体の中にスコープを入れて行う検査です。痛みが少ないように麻酔をしますが、体内に異物が出入りするので、負担がかかってしまう可能性は少なくありません。検査を行った経験が少ない先生よりも、一年に何千件も検査をしている先生の方が体への負担がかかりづらいよう配慮してくれます。
体だけではなく、気持ちの面でもなれていない先生よりもなれているベテランの先生の方が安心して任せられるでしょう。また、事前に不安事項があった場合もしっかりと確認をして不安を消しておくのも大切です。どのような質問にも知識と経験から対応できる医師のいるクリニックや病院で検査を受けることをおすすめします。
痛みを軽減する鎮静法にも注目！
医師の腕前だけではなく、そのクリニックや病院が取り入れている鎮静法の種類によっても苦痛が少なかったり体への負担を軽減したりしてくれる可能性があります。喉に液体をためて行う喉麻酔を経験したことがある人もいるかもしれませんが、喉麻酔自体が苦手という人もいるでしょう。これ以外にも鎮静法があり、その方が合っているという人もいるはずです。先生の腕前だけではなく、このような箇所も確認してみると良いかもしれません。