胃のイメージ
胃カメラと内視鏡の違いについて

胃カメラと内視鏡って違うものなの?その違いについて

胃のなかを検査する、胃カメラと内視鏡。この二つの明確な違いについて、あまりよく理解していないという人も少なくないでしょう。どちらも胃のなかを検査する機器であることに変わりありません。しかし、どのような形で検査結果を確認したいか、検査中に行えることの違いがあります。今回は、胃カメラと内視鏡検査の違いについて紹介していきます。

胃カメラでできることって?

胃カメラと内視鏡検査は、胃のなかをみるという点において同じ役割を果たします。現在胃カメラと聞けば、大半の人は内視鏡検査を思い浮かべるのではないでしょうか? 実際胃カメラと内視鏡には大きな違いがあります。胃カメラでは、胃のなかで写真撮影をしその結果をあとで確認することができます。そのため、胃のなかに異物があったり病変があったりした場合、写真を見て診断ができるのです。

内視鏡検査でできることとは

一方、内視鏡検査は胃のなかで写真撮影をするのではなく、リアルタイムで動いている状態を見ることができます。静止画ではなく、動画で確認できると考えるとわかりやすいかもしれません。また、内視鏡には鉗子が備わっており胃のなかを確認しつつ病理検査に必要な細胞やポリープの切除を行うことが可能となっています。
そのほかにカプセル内視鏡という、カプセルを飲むだけで、胃や腸のなかを確認できる画期的な検査機器も存在します。
内視鏡検査は、体への負担をできるだけ軽減できるように、クリニックや病院でも日々研究されていたり、技術を磨いていたりします。先生の腕だけではなく、麻酔に関してもより負担が少なく検査できるような工夫がされているので、今まで敬遠していた人も、近年の技術に驚く可能性もあるでしょう。
クリニックや病院によって取り扱いが異なるため、どこでも可能な検査というわけではありません。胃の検査を行いたい場合、事前に問い合わせしてください。

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